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BUSINESS
事業内容

鋳物、ステンレス加工

鋳物加工

鋳物などの異形ワークの加工、ステンレスなどのいわゆる難削材が当社の強みを最も発揮できる分野です。

もちろん鉄、アルミ、真鍮等の加工にも対応しております。

普通鋳鉄(FC)
「鉄鋳物」
強度はありますが、特別強度を必要としない製品に使われます
ダクタイル鋳鉄(FCD)
「鉄鋳物」
鋼と引張り強さが同じくらい強く、柔軟性があります。マンホールや鋳鉄管にも使われています。
黄銅鋳物(YBSC)
「真鍮鋳物」
銘板等では、地肌の部分と磨きをかけた部分では、金色で渋い色と、光った色になり重厚感があります。
これも年数がたつと、風格のある緑青色になります。
アルミ鋳物
(AC)
重量が鉄鋳物の3分の1のと軽いのが一番の特徴です。重量制限のあるところや、門扉のように扉の開閉をするような所に使われています。
ステンレス鋳物
(SCS)
サビにくいのが特徴です。
塗装をしないで使うことが多いです。
また、磨くことで、光沢を出すこともできます。
青銅鋳物(BC)
「砲金鋳物」
砲金は厳密に言えば、錫(Sn)と亜鉛(Zn)を含む銅合金で、優れた耐食性や強度などを持つことから、バルブや歯車などの機械部品などに鋳造品として多用されています。
表面の鋳肌も美しいという特徴を持ちます。
 

鋳物を加工するとき最も難しいのが、最初の基準面をどのように出すかということです。その基準面が決まるまではすべての面がごつごつしていて、品物によって寸法や角度もバラバラです。基準面を決める時が技術者にとって最も頭を使う場面なのです。



弊社では40年以上鋳物の切削加工を行っており、基準面の決め方や
同芯の出し方など、蓄積されたノウハウがあります。
また、取り付け困難なワークであっても、合理性を重視した独自の治具によって、
高い精度と生産性を達成しています。
市販の工具で満足できない時、必要に応じて改造あるいは一工夫こらし、作業性の向上に貢献します。
小さな治具を高精度に作成し、安価な加工設備でも高精度加工を可能にします。
そこで蓄積したノウハウで今後もお客様のニーズにお応えしていきます。


ステンレス加工

ステンレスと鉄を比較した場合、時間の経過とともに鉄は酸化して錆びてしまいますが、
ステンレスは非常に錆びにくい性質を持っています。
なので一般家庭のなかでも広く使われているのがステンレスです。

ステンレスは熱伝導性の悪いことが影響し、切削が困難な材料のひとつです。
通常は、切削で発生した熱は、ワーク(製品側)か工具側に逃げていきますが、ステンレスの場合は製品側に逃げる熱の量が少なくなります。
つまり、その熱が切削する側のチップ先端にたまり、温度が異常に上昇しチップの欠けを引き起こしたりします。

つまり、その熱が切削する側のチップ先端にたまり、 温度が異常に上昇しチップの欠けを引き起こしたりします。 この対策として加工熱が発生し難い切削条件で加工することが必要になりまが、 条件設定については技術者の経験、つまり、「腕の見せ所」になります。

弊社では長い時間をかけてNC旋盤・マシニングセンターによる切削加工技術を蓄積し、 様々な複雑な形状を加工してきた実績と経験があるからこそ、 お客様に高い信頼を得ています。 また、各種研削機等も使用することで、お客様の様々な要求を満たします。

 

洗練された技術者

当社はNC旋盤加工、マシニングセンター加工に強みを持つ部品加工会社です。
オリジナルプログラムと様々な加工条件管理のノウハウを組合せ高速切削加工を実現し、短い加工時間で品質・精度を落とさず管理しております。

旋盤・マシニング加工の技術や精度を決めるのは、設備の性能は勿論のこと、材料の性質や設備の特性、緻密な工程設計により最適な加工方法を選択する等のノウハウや、それをもとに生み出されたアイデア・閃きが必要になります。

そのために弊社では、技術者の育成を最優先課題として取り組んでおります。
熟練の技を継承・発展させる多くの工員、設備の能力を最大限引き出すことで精度維持・向上に努めております。

また、従業員は技術向上・精度維持に限らず、最終製品の信頼・安全を作っていることを意識して日々仕事に取り組んでいます。この意識が、妥協のない部品精度を生み出しています。

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